今年の就活/傾向と対策

理工系ならではの就職イベント活用法

理工系のみなさんにとって就活の最大のネックは圧倒的に時間がないこと。就職サイトを丹念に読み込むこともできず、業界研究も思うように進まない。まして就職イベントに足を運ぶ時間的な余裕がない。漠然とそう思うかもしれませが、実は就活を効率化する大きな武器なのです。

就職イベントの4大メリットは?

① 一度にいくつもの企業の話を聞いて比較検討できます。
② 訪問する企業の予備知識は一切不要です。
③ 基本的すぎる質問でも遠慮なくぶつけられ、知識不足をつっこまれることはありません。
④ 理工系限定の場合は採用担当者や先輩社員が理工系向けに的を絞って説明してくれるため1日で効率的い深い情報を入手できます。
一方、個別企業の説明会では……
・1日に2~3社が限界でしょう。
・事前研究をする必要があります。
・スケジュールを詰め込みすぎると学業に支障がでてしまいます。

理工系ならではの活用法

[志望業界が決まっている場合]

ステップ1: 同じ業界の企業を集中的に訪問して比較検討する。
同じ業界でも企業の取り組み方や社風の違いがわかり、それぞれ違った魅力が見えてきます。
ステップ2: 関連する業界をまわり、幅を広げて自分にあった企業を探す。
ひとつのプロダクトを素材から完成品まで1社で製造・販売しているケースは稀です。多くの企業が得意分野を活かしながら役割分担し、付加価値の高い製品を社会に送り出しています。これを「バリューチェーン」といいます。志望業界を中心に関連する業界まで視野を広げると、意外な専攻分野の活かし方が見つかることがあります。

[志望業界が決まっていない場合]

ステップ1: 興味をもった企業をチェックしてなるべく多くの企業を比較する。
ステップ2: 魅力を感じた企業について「なぜ魅力的に見えたのか」を考える。
興味をもったポイントをメモし、後で振り返ってみると、就活がぐんと進みます。こうして「自分の軸」を明確にしていくことが、業界研究に踏み出す第一歩となります。

採用担当者の視点を知る

文系ほど数多くの企業を受けない理工系の場合、選考前に採用担当者と話ができるのは、少ないチャンスを活かす貴重な機会です。学研メディコンが業界研究セミナー参加企業の採用担当者を中心に行ったアンケート結果を紹介しますので、こちらを参考にしながらブースで採用担当者のリアルな話を聞いて、どんな人材が求められているか具体的なイメージを膨らませてください。

Q.面接段階で何をチェックしますか

1.志望度
  • やる気、働くこと·仕事に対する覚悟、意欲
  • 当社で働きたい理由がハッキリしているか
  • 本人のやりたいことと、当社が必要としていることとのつながりはどうか
  • 入社意志の明確さ、仕事や会社に対するこだわりはどうか
  • 社員としてふさわしいか、社風に合うか
2.人間性
  • 一緒に働きたいと思えるか
  • コミュニケーション能力、社会人適性があるか(社会人になることへの意識は)
  • 主体性、自立した考えをもち、行動できるか
  • バイタリティーがあるか、ストレス耐性はどうか
  • 物事にチャレンジしていく前向きさを感じるか
  • 素直さ(相手の考えや意見に耳を傾け、素直に受け止められるか)、誠実さ、柔軟性があるか
3.ポテンシャル
  • 期待できそうか、真摯に努力することができるか
  • 入社して頑張ってくれると感じられるか
  • 成長の可能性(伸びしろ)を感じるか、自己を成長させる意欲、将来のビジョンがあるか